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鉄九郎の青?裸々な日常 第138号

2007年4月1日〜30日

喬太郎さんとべらぶら2/こんぴら歌舞伎/「志の輔・宗久 卯月の風流 落語と禅語と音楽と」/NHKラジオ「渋谷極楽亭」生出演

4月1日(日)
稽古日の今日、 ちょいと時間があいたので、二階のソファで横になろっかなぁと上がっていったら、先客が。 やっぱり宇太(雄猫)かよっ!!

4月2日(月)  伽羅(雌猫)言10  ダンボール
ねっ、ねっ、ねーーーっ!!
ご主人っ!!
おかしくない?
おかしいでしょ。
なんかヘンだと思ったのよ。
宇太の写真バッカリ撮ってるから。
ミョーだなぁって思ってたのよ。
カンよ、カン。
「寒」じゃないのよ、カン・・・・えっと、どういう字?
いいのよ、わかんなくたって。
「缶」ってのも知ってんだから、スゴイでしょ。
「金曜日だから、缶だぞ」なんて言ってるでしょ。
聞いてんのよ、あたしは、そういうの。
めざとく聞いてるの。
でも、アタシが言ってるカンは違うのよ。
わかるってことよ。
「別に隠してたわけじゃないさ」か、なんか言うんでしょ。
いいわよ、お言いなさいよ。
え?
なんのことだって?
宇太のことよ。
ご・主・人、宇太のことばかり書いてるでしょ。
ほーら、目をそらしたでしょ。
「あっ」ってな顔したでしょ。
人間はわかりやすいのよ。
喜怒哀楽出しすぎ。
そりゃ、いいのよ、別に宇太のこと書いたって。
でも、写真多くない?
なんか、かわいい感じの写真ばっか載せてない?
なにが、「たまたま」よ。
なにが、「ネタ」よ。
なにが、「お前のも載せてるじゃないか」よ。
別にいいけどさ。
なんか、カリカリすんのよ。
・・・・・え?
なにかしら?
なんでカリカリすんのかしら?
・・・・ま、いいわ。
なんか、むしゃくしゃすんのよ。
思いっきり爪とぎたい気分なのよ。
水とか手ですくって、ゴハンの周りを濡らしてしまいたいわよ・・・・あらっ、そんなことしたら、アタシだってこまるじゃない。
もし、そんなことしてあったら、ご主人、とっとと拭いてね。
ゴハンの周りがぬれてたら、ゴハン食べづらいでしょ。
アタシたち困るから。
あらっ、アタシ「たち」って言っちゃったわ。
いいのよ、宇太のことなんか。
ア・タ・シが困るからっ!
これを撮ってちょうだい。
はい、今よ。
どお?
撮れた?
いいでしょ。
なんか、「閉じ込めてやってる」みたいな。
宇太、さぞかし、つらいんじゃないの。
箱ん中に入って、外からガリガリってやられたら、イヤーよね。
アタシはイヤよ。
・・・・・・なんか宇太、キョトンとしてるだけね。
・・・・・チッ。
なーんだ。
えっ?
アタシが閉じ込めたんじゃないわよ、宇太が一人で入ったのよ。
え?
ああ、そうか、そうよね。
一人で入ったんなら、好きで入ったってことかぁ。
・・・・・じゃ、ニコニコじゃない。
ガリガリやられたってニコニコじゃない。
かまわれるのが好きなんだから。
・・・・なーんだ。
でも、ま、いいか。
アタシもかわいく撮れてんでしょ。
宇太なんか、ほとんどわかんないんでしょ。
アタシが写ってればいいのよ。
そうよ、アタシよ。
箱の横のア・タ・シ
えっ?
箱の名前があんの?
「田中さん」とか?
だんぼーる?
えっ、カタカナなの?
宇太の言葉みたいじゃない。
「ダンボール」って言うの?
ハハッ、面白い名前ね。
アタシったら、「名前」って言うから、「田中」とか「佐藤」っていうのかと思ったわよ。
アハハハハ、いまの、すっごく面白くない?
面白いわよね、今の。
アタシのよ。
「名前がある」って言われて「田中さん?」
って面白いわよね、キャハハハハ。
笑えるーーーっ。
このボケ方はフツーないわよね。
ま、ボケてないけどさ、マジメに言ったんだけどさ。
そのマジメなとこが、かわいくて面白いのよね。
しかもさ、フツー、そっちのボケに行くんだったらさ、
「名前がある」って言われたらさ
「たまとか?」
って言いそうじゃない、ね、そうでしょ?
そりゃ、そうよ。アタシの方で言えばさ、「たま」とか「ミケ」とか言いそうじゃない。
そこをさ、「田中さん」よ、アッハッハハハハハー。
言わないって。
いやいや、「言えない」って、フツーは。
そこまでシャレっ気ないわよ。
いやさ、そこまでのシャレっ気を要求されないでしょってことよ。
アタシってスゴイじゃん。
キャハハハハー。
良いわよ、宇太のバカっ面の写真をたーくさん載せたって。
ぜーんぜん、アタシはびくともしませんのよ。
なにせ、「田中さん」って言えるんだもの。
サイコー、アッハハハハー、アタシ、サイコー。
一行、カタカナで言ってみたわ。

4月3日(火)
寒いですなぁ。
小雨も降ってるし。
夜に、事務所に用があって行きました。そしたら、事務所内でお花見をやっていた。
あっ、今日、お花見だって聞いてたんだ。すっかり忘れていた。
その頃、家では猫たちが、
宇「ネーチャン、サムクナイ?」
伽「寒いわよねぇ、なんかシーンとしてなぁい?」
宇「ウン」
伽「だーれもいないのよ、きっと」
宇「ゴシュジン、イッカイニイルンジャナイノ?」
伽「いないわよ」
宇「イナイ?」
伽「アンタ、わかんないの?」
宇「ウン」
伽「えっ?なんで?」
宇「ナンデ?」
伽「感じるでしょ、わかるでしょ、わかるわよぉ、フツー」
宇「・・・・・」
伽「とにかく、ご主人がいないのよ。この家には、今、あたしたちしかいないのよ、だから寒いのよ」
宇「・・・・・」
伽「暖房の温度も低いのよね」
宇「・・・・・」
伽「アンタ、話に全然ついてこないわね」
宇「シーントシテルネ」
伽「だからぁ、その話をしてんでしょ!」
宇「ウッ」
伽「なに、びびってんのよ・・・・ったく。あーあ、早く帰ってこないかなぁ」
宇「オナカヘッタ」
伽「アンタはゴハンのことばっかね」
宇「ダッテ」
伽「だってじゃないわよ!」

4月4日(水)
なにっ?!
9:55って!!
10:00から歯医者なのに・・・。
えっ?
目覚ましは?
セットしてある。
止めてない。
なんで鳴らなかったんだろ?
いや、鳴ったのかなぁ?
鳴ってたのに起きなかったのかなぁ?
この目覚まし、一度鳴ると五分おきに止めるまで鳴るのになぁ。
うーーーん・・・・・などと、深く考えてる場合ではない。
とにかく、顔洗って、歯を磨いて、歯医者さんへゴー。
無事に到着。近所でよかった。1月末、京都の焼肉屋のカクテキをガリッとかじった時に、ワヤにしちゃった歯の治療が終わりになる。うれしいぞ。治療中、寝る体制になるじゃないですか、寝てしまうのです、僕。そりゃそうよね、10分前までベッドにいたんだから。ウツラウツラ・・・「あけてーー」・・・ウツラウツラ・・・・「あけてーー」・・・ の、連続で無事に治療終わり。
今日は何食べよっかなぁ?ゴハンを炊くことにして、おかずを買いに行く。帰ると稽古日稽古日。13時からみっちり22時まで。ちょいとの間に、回鍋肉作ってでゴハン。夜は餃子とゴハン。どれだけ中華好きなんだ俺は。
気がついたら0時回っていた。「お誕生日おめでとう」のメッセージが。あっ、誕生日かぁ。5時33分生まれだから、まだ誕生してないぞ。
誕生日は好きだ。父母の記念日だと思っているから。僕の日じゃない。両親が生きていたら、今日、両親はどんな会話をしただろうか?
「あっちゃん47歳ね」
「いい年になったな」
こんな言葉が聞こえる気がする。

4月5日(木)
松永会(長唄演奏会)の下ざらい(リハーサル)が日本橋社会教育会館で。「綱館」のワキと「助六」の上調子。水天宮から徒歩なのだが、いついってもうまくたどり着けない。今日もそうだった・・・。
終わると、桜木町へ。志の輔さんのにぎわい座公演へ。日本橋から桜木町へ通りかかろうというのだ。今日、志の輔さんと会わないと、今月は会うときがない。巣鴨の会も安田の会も、僕は欠席なので。
テ「お邪魔してまーす」
志「(テの腹をつついて)・・・メタボ。・・・オレと同じ、メタボだぁ」
テ「95センチもないぞーーー」
志の輔らくごは元気をくれる。
スタッフもステキな人たち。
知り合いのお客様たちも。
今夜も来て良かった。

4月6日(金)   京都
昨夜終電で帰ってきて、今朝は六時に起きる。八時前の新幹線に乗り、一路京都へ。眠くてしょうがない。もう着いちゃうのという感じの時に、京都に着く。
貴了館へ。お稽古日なのです。夕方に終わって、京都駅へ。
タクシーの運転手さんが
運「お花見はしましたか?」
テ「ええ、こうやって、車の中からいろんなとこの桜見てます」
運「ははは、京都の桜も持ちましたね」
テ「そうですね、今年は東京より京都で、こうやって桜を見る機会が多い気がします」
運「あ、東京の人なんですか、これから新幹線でお帰りになるのですね」
テ「はい」
新幹線に飛び乗る。しかし、京都日帰りが当たり前になってきたなぁ、最近。ニ、三年前には考えられなかったなぁ、そんな大それたこと。
ぐっすり寝る。品川で下車。こんでる山手線に乗ろうとしたら、邦さんから電話。
テ「もしもし」
邦「聞いてればよい、新宿の南口に出てな、◎×△×を◎◎○▲で、そしたら■○×があるから、そこを○◎×したとこの二階の××▲っていうところに行く・・・・うーん、ま、新宿着いたら電話しろ」と、ミッションのような電話。とにかく新宿南口に出て、電話すると社長が迎えにきた。
12日の「べらぶら」の打ち合わせ。伝の会と喬太郎さんでネタ作り。今夜が最後、あとは、当日。いろいろ盛り上がり、話はつきない。良い舞台になるだろう。楽しみだ。終電とっくになくなっていた。

4月7日(土)  松永会〜大阪
年に一度の、東京での我が流派の演奏会。紀尾井ホールから見える桜からきれいだ。花見ができた。無事終了して、打ち上げ中。このあと、このまま家元と車で大阪へ。中央自動車道は雨だった。家元と僕の二人旅。家元は運転が大好きなんだそうだ。ゆえにほとんど家元が運転してくれている。

4月8日(日) 大阪
一時に着いた。快適なドライブだった。チェックインしてベッドに横になると、すぐに朝になった。ワシャ寝たのか?今日泊まるホテルに引っ越しして、家元の稽古場へ。こんぴら歌舞伎でやる「執着獅子」を長唄さんらでさらう。普通の「執着獅子」に色々盛り込んだ曲になってるので、慣れるのに苦労する。その後、自主稽古だぁ。

4月9日(月)  大阪〜琴平
ああ、気分転換に散歩したら道に迷った。
無事に「執着獅子」の稽古終わる。もうひとつ、夜の部の「男女道成寺」にも、おつきあいしてくださいとのことで、それにも出演することに。その稽古が14時くらいかな、「執着獅子」で終わった家元に待っててもらってる。15時くらいに松竹座を出られた。御堂筋に車を止めて待ってる家元のもとに走る。同乗者がもう一人増えた。家元と芸大同級生の(杵屋)十三郎さん。僕もよくしてもらってる大先輩。伝の会に顔を出してくれたこともある。二人の思い出話を聞きながら、後部座席で、アタシャぐっすり寝てしまった。
18時すぎに琴平の琴参閣に到着。僕らは定宿だが、家元と十三郎さんは初めてらしい。いつも金丸座にもっと近いとこに泊まってたのかな。琴参閣は本館新館とある広いホテル。もたもたしてると部屋から玄関まで5分くらいかかる。ホテルの人の丁寧な話にシャッターがおりたお師匠さんたち。
家「このエレベーターで○階だな」
テ「違いますよ、三階で新館に行ってからですよ」
十「間違えそうだな」
テ「三日もすりゃ覚えますよ」
家「ここを通って、新館に行くんだな。三味線の音がしてるな」
十「どっかで宴会やってんだろ」
テ「いいえ、BGMです。ここ通る時は必ずなってます」
家「通るたんびに気になるなぁ」
テ「三日で慣れます」
三人で大浴場へ。
家「いい風呂だな。シャツ着ないで浴衣じゃ寒いかな?」
テ「いまは良いでしょう。はい、この袋にシャツ入れてください」
十「このまま、食事に行くでしょ。○階だね」
テ「二階ですよ。それに、このエレベーターでいいんですよ」
家「三日で慣れるよ」
テ「慣れてくださいよ。ちなみに朝食は三階ですからね」
十「自信なくなってきたな」
家「あ、部屋のカギ、脱衣かごに忘れてきた」
十「あ、俺もだ」
テ「え?普通ありえないでしょ、危ないですよ、取ってきますよ」
家「悪いな、ビール頼んどいてやるから」
十「食事の部屋どこだろ?」
テ「そこの松竹って書いてあるとこですーっ」
家・十「三日で慣れるからな」

4月10日(火)  琴平
三階の朝食会場に行ったら、家元と十三郎師が食べていた。
Tシャツ姿の僕に
家「寒くないのか?」
十「朝、お風呂入んなきゃ」
テ「え、入ってきたんですか」
十「うん、あ、このホテルはね、三日もあれば慣れるよ」
テ「はははは、押すなぁ、お風呂は昨夜のとこいったんですか?」
十「そうだよ、そしたら男湯と女湯が入れ替わってたよ」
テ「ははは、どこの温泉だってそうでしょうに」
十「あやうく間違えそうになったよ」
家「三日はかかるな、ははは」
テ「本館の展望風呂に、お行きになったら良いのに。朝は気持ち良いですよ、景色が」
十「冗談じゃないよ、まだそんなとこには手が出せないよ。」
家「行ってみようかな」
十「四日目からにしなさい」

4月11日(水)  琴平〜東京
とにかく起きて、高松空港行って、飛行機乗って帰ってきた。
明日の「べらぶら」のことをやらねばならぬ。書いたり、録音したり、探したり・・・・。荷物もたくさんあるから、今日のうちに車に積んでしまいたいと思っていたが、雨が結構強く降ってきたので、まとめるだけに。それと同時に、金毘羅用の荷造りをしなければならない。こちらは今日中に宅配便に出してしまわねば。頭、こんがらがってきた。パソコンのメールも、今夜と明日しか使えないから、六月のライヴのチラシのこともやっとかなきゃならない。
頭の中で、ちっちゃな僕が、新宿行ったり金毘羅行ったり、神戸や仙台や沖縄にまで移動している。フラフラやんっ!!猫のマンションまで直したりしている。とにかく、明日天気なーれ。

4月12日(木)  べらぼうにぶらぼう2 伝の会&喬太郎
よいしょっと、帰って参りました。車だったので、打ち上げでもビール飲まず、ウーロン茶で楽しんで参りました。
まずは、いらしてくださった皆様ありがとうございました。感謝感謝であります。楽しんでいただけたなら良かったと思っている次第でございます。
今の時点で、どんな画だったかが、僕には(たぶん三人とも)わかってないので、よくわからないのですが、トータル的に、どこかが楽しかったらヨカッタなぁと思ってたりします。とくに、二部の「さくら劇場」は、どんな風に映ったのかは、さっぱりでございましてね。賛否両論はあるのだと思います。とにかく、また来年もありそうです。懲りずにお付き合いいただきますように。本当に、いらしていただいた皆様、気にしてくださった皆様、感謝でございます。

4月13日(金)  東京〜琴平 こんぴら歌舞伎 金丸座
羽田空港に早めに着いた。朝早い飛行機の方がガッツが出て、行動が早いんだな。9時半、高松空港着。一路琴平へ。車で40分くらい。まだ桜がきれい。車内からお花見しながら琴参閣へ。今日から25日までの滞在となる。
ああ、着いた。
さっきまで「べらぶら」やってた感覚なんだけどなぁ。
部屋に行く途中に、十三郎さんとすれ違う。
十「いま、ついたの?」
テ「はい、疲れましたわ。もうホテル慣れましたか?」
十「うん、飛んで歩いてるよ。もう、上に下にと、自由自在よ」
テ「ははははは」
十「三日目にして、もうね」
テ「ははははは」
疲れがふっとんだ。
7日から始まってる、こんぴら歌舞伎の仕事に、うまく復帰できそうだ。
よっしゃ!
十三郎さんに会って、すっかりやる気が出た私は、部屋に入って仮眠もせず金丸座へ。
昨日初日を迎えた金丸座は、落ち着いてた。ソワソワすんのは僕ばかり。この乗り遅れた感覚には絶えなければなりませぬ。…それほどでもないか。
執着獅子、お客さまが近い。久しぶりの金丸座は、熱気もスゴい。男女道成寺も無事に終わり、みんなでホテルに帰ってお風呂。
露天風呂で、ノブヤ(勝之弥)さん、五七郎さん、佐敏郎さんらとのんびりする。早風呂の僕も、楽しい空間のおかげで、ゆっくり暖まった。そのまま食事。ポカポカの身体にビールと笑い。9時すぎに解散。部屋に入り、ベッドに入ったら寝てた。

4月14日(土) こんぴら歌舞伎 金丸座
初日に出演していない僕は一歩遅れた感じはあったものの、二日目にして早くも慣れできた。この順応性が、僕らには求められている・・・・と勝手に思い込んでいる。

4月15日(日)  こんぴら歌舞伎 金丸座
こんぴらに復帰して、三日で慣れた。もう1ヶ月もここにいるような感じがする。メールもインターネットもできないから、空気や景色をよく感じるようになった。木や風のにおいがやけに気になるようになり、その心地よさに驚き、そして身体にしみ込んで行く。なんていうのかなぁ、フォレストガンプみたい。寝不足もすっかり解消され、今朝は、ついに、7時半に目がさめた。天気は雨である。
雨の日に、7時半に目が覚めるなんて。
お風呂入って朝食へ行ったりして。
みんな揃っている。
なんて健康的なの。
コーヒーとレタスを目の前にした僕に
家「アツシ、それしきゃ食べないの?」
テ「ま、徐々に食べようかと」
十「(家元に)また、忘れたんだって」
テ「あはは、夕べですね」
十「ダメだよぉ、三日たったらなれなきゃ」
家「どうしてもさ、脱衣かごにカギ入れるだろ、で、それっきりになって出てきちゃうんだよ」
テ「一緒に入ってるときだと、家元のかごの場所もわかりますけど、そのあとの食事のときに言われてもね(笑)」
十「危ないよね」
家「こないだはフロントで預かってくれてたよ(笑)」
テ「僕のいないときにも忘れてんだ(笑)」
十「こりゃもう慣れないな(笑)」

4月16日(月)  こんぴら歌舞伎 金丸座
今日あたりから運動がてら金毘羅さんに登ろうかと思っていたが、あいにくの雨。楽屋に早めについてのんびりする。寒いぞ結構。自販機で、あたたかいコーヒー買ったら、まだまだぬるい。どうやら自販機に入れたばっかりのようだ。まぁ、いいや。悪気があるわけでもあるまい。
次に買った人が「なんや、全然あったかくないやないか」と文句を言う。
テ「僕のもですよ」
「ほんまかいな、えらい寒いから、あったまろうと思ったのに、かなんなぁ」
テ「ははは、僕もですよ」
「さよか、ははは、ま、しゃあないか」
こんびらさんの空気が、みんなを少しずつ、優しい人にしていく。

4月17日(火)  こんぴら歌舞伎 金丸座
今朝は良い天気になった。レタスとコーヒーのあと、展望湯の露天風呂でのんびりする。風が気持ち良い。ある役者さんが入ってきた。
役「お邪魔いたします」
テ「あ、おはようございます」
役「おはようございます。気持ちがいいですねぇ。」
テ「ほんとですねぇ」
役「もう、金毘羅さんや奥社まで行かれました?」
テ「いや、今日あたりから登ろうかなとも思うのですが」
役「そうですか、今回ワタシもまだ行ってないのです。あのあたり、あそこらへんの桜がすごいんですよね」
テ「ずっと奥ですね」
役「そうです。実に見事なんですよねぇ、今ごろ満開らしいですよ」
テ「ほぉ、奥社よりもずっと山のほうですねぇ」
役「こんぴら七回目なんですけど、今年はウグイスが良い鳴き声なんですよ」
テ「え?ウグイス?」
役「ええ、今の時期には、いつもならホーホケキョって鳴いてないんですよ」
テ「え?ウグイスの鳴き声って上達してホーホケキョになるんですか?」
役「鳴き声を教える先生もいるんですよ。ワタシ、京都なんです。裏の山にね、ウグイスがいたのでよく観察してたんです。最初はケッケッケキョみたいな感じなんですよ。で、だんだん上手になって くる」
テ「へぇ、知らなかったなぁ。じゃ、鳴いてるウグイスって若い子たちってことなんですね。求愛とかかぁ」
役「そうね、ま、おばあさんも鳴くかも知れないですけどね(笑)。今年は暖かいからウグイスが上手に鳴くのも早いのね」
テ「はぁ、なるほどねぇ」
役「お先に」

夕方、ある先輩にすれ違う。
先「テレビ塔まで行ってきたぞ」
テ「え!あそこまで行ってきたんですか」
先「ああ、行ってこいよ」
テ「僕には無理だなぁ」
先「ははは、じゃあな」
テ「はい…あっあのぉ、桜っ!」
先「…ん?なんだ?」
テ「桜咲いてましたか?」
先「おお、咲いてたぞ。きれいだったぞ」
金毘羅さんの奥社のさらに先のテレビ塔の途中に咲く桜。ひっそりときれいなんだろうな。ウグイスの先生にも会ってみたい。
金毘羅御本宮 785段
奥社     1368段

4月18日(水)  こんぴら歌舞伎 金丸座
あ、明日は19日だ! 志の輔さんの巣鴨の会だ! 今回僕が行けないので、鉄駒・鉄六にまかせることになっている。会場であるスタジオフォーにも連絡はしてある。じゃ、いいじゃん、驚かなくてもね。
ちゃうねん!
志の輔さんに言ってないねん。
しかも21日の安田も行けないことを。。。
メールメール。
僕の携帯が鳴る。
「志の輔さん」と出ている。
テ「エヘヘ、おはようございます」
志「だめなのか」
テ「あはははは、おはようございます。お電話ありがとうございます。」
志「昨日今日決まったわけじゃないのに。こんぴら?香川県か?」
テ「はい。ずっと来ちゃってて」
志「なに、出囃子を弾いてるってことか。」
テ「はい。ウチの家元と来てて、すみません。26日の紀尾井は弾かせていただきます」
志「ああ、そうか。はいはい」
テ「今回は二人でお願いします」
志「はいはい、鉄駒・鉄六さんね。わかったよ」
テ「エヘヘ、お元気ですか?」
志「ああ、なんとかやってるよ、わかった。元気でな、じゃな」
うれしい電話で、すっかり目が覚めた。
天気も良い。よっしゃ、金毘羅さんに登ってこようか。奥社までは行きませんよ。本殿で充分です。足はガクガク。風が気持ちいい。
帰り道、役者さんやら邦楽さんにすれ違う。露天風呂であった役者さんが歩いてきた。
テ「いよいよ行きますね」
役「はい、行ってきます」
桜が見られるといいね。

4月19日(木) こんぴら歌舞伎 金丸座
昨日18日は、一日雨だった。寒いの寒くないのって、寒かった。よく晴れた今日。前回の日記のつづき。金毘羅さんにも行って、日頃の運動不足をイヤというほど味わい、足ガクガクで、昼の部「執着獅子」を弾く。ついでにもう少し歩いてみようかなと歩き始める。金丸座とホテルは、5分から10分。
おもいっきり観光地なので、生活用品を売ってるところがない。来た当初は、えーって思ったが、三日たたずに慣れた。もっと言えば、インターネットもパソコンメールもできないことにも。で、歩き始める。 20〜30分かな。原宿駅から渋谷駅くらいかしら。「あそこのうどん食べてきな」というとこまで来た。近くにローソンと小さなイトーヨーカ堂みたいのがある。ローソンに入り、マーケットに入る。なんか不思議な気持ち。よく知ってるとこなのに、知らない感覚。なんだろ?電化製品とか見ると変なの。「あ、文明だ」って。ローソン入っても、どこの棚にどんなものがあるかは身体が知ってるんだけど、頭がついてかない。欲しいものは何もない。必要なものもない。部屋に帰って、お茶でも飲もっと。こんなに、環境に慣れちゃうもんかねぇ。

4月20日(金) こんぴら歌舞伎 金丸座
なんだか、すっかり生活のペースが出来て健康体になってきた。ちょいと毎晩の食事が豪華なので太ってきそうだが。でも歩いてるしね、身体は元気。

4月21日(土)  こんぴら歌舞伎 金丸座
金土でしたね。僕らに曜日は関係ありませんが、ホテルに来るお客様が違う感じがします。
エレベーターに乗り合わせた70代後半の紳士一人と60代の女性三人組。
女「ほんとに先生はおかわりなくて」
先「いやいや、みんなもあの頃のまんまじゃ、あんたなんか変わらんの。べっぴんさんやったもんなぁ」
同窓会なんでしょうねぇ、40年振りくらいの。ほのぼのとしますな。

4月22日(日) こんぴら歌舞伎 金丸座
一日雨。でも寒くなかった。

4月23日(月) こんぴら歌舞伎 金丸座  
テ「はい、上に行きますよ」
男1「あ、みんな乗ろうよ。上に行くってさ」
テ「みなさん乗りましたか?」
男2「はいはい、おにいちゃん、エレベーターボーイみたいだね」
女1「あら、ハンサムのお兄さん」
男3「あたしらね、同窓会なんですよ」
テ「7階で良いのですね」
女2「よーく知ってるわねぇ」
女3「同窓生だったりして」
女4「そんなことないじゃない(笑)」
テ「はい、着きましたよ」
皆「ありがとーね、お兄ちゃん」
今夜もどこかの同窓会だ。

4月24日(月) こんぴら歌舞伎 金丸座
昼は毎日うどんを食べている。もはや、讃岐うどんを食べてる感覚はない。それほど当たり前になったうどん。今日は、はや、24日。泊まるのは、今夜が最後。荷物まとめなきゃ。レタスとコーヒーは、明朝で最後。

4月25日(火) こんぴら歌舞伎 金丸座 千秋楽〜大阪
早めに起きて、朝風呂にたっぷり入る。展望風呂は誰もいない。動き出した琴平が見える。上手くなったウグイスの声が聞こえる。からすの行水だった僕が、すっかり長風呂をするようになった。
まだ入っていたかったけど、お腹が減ったので朝食会場へ。お馴染みの長唄さんたちが揃ってる。
T「あれっ、今日はレタスだけじゃないですね」
十三郎師匠「めずらしいねぇ」
テ「うん、お腹減っちゃって」
T「どうしたの?」
テ「朝風呂入ったらさ。」
T「そりゃそうですよ、今までそうしてなかったんですか?」
テ「今までは、朝食のあとに入ってた」
十「起きたらまず風呂だろ(笑)」
T「そうですよ、で、目が覚めて、食事でしょ」
テ「あら、そうだったの、みんなそうだったの?」
T「だから、いつも眠そうだったんですね」
テ「もう大丈夫。確かに、お風呂で朝食だわ。今日はっきりわかったよ」
T「おそいでしょ、これが最後の朝食でしょ。明日はないんだから(笑)」
テ「はははは、ちょっと遅かったな」
T「遅すぎ」
十「ダメだよ、三日で慣れなきゃ(笑)」
さてさて、無事にこんぴら歌舞伎の千秋楽を終え、ホテルに帰り、荷造りをし、宅配便に出し、家元の車で一路、大阪を目指します。のぶや(勝之弥師)さんも一緒。
淡路島のパーキングで食事を軽くとる。ラーメン食べると騒いでた僕に家元も付き合う。 ちょっとしょっぱかったが、めっちゃ久々のラーメンに師弟で大喜び。この身体に悪そうな感じがなつかしいなぁ。のぶやさんはうどん。さすが大阪人(だからかどうかは「?」)、やっぱりうどんをお食べになる。
本州に入る時の夜景が綺麗。おっさん三人で感嘆の声。わーー、都会じゃー。ビルがいっぱいやーー。明かりがまぶしいわーー。高いビルがたくさんやー。車もだんだん多くなる。帰ってきたというよりは、やってきたぞという感覚。道頓堀で降りる。夜なのに明るいでんなぁ。
琴平にいた二週間は、僕らの感覚を変えてしまったようだ。

4月26日(木)  「志の輔・宗久 卯月の風流 落語と禅語と音楽と」
大阪で目覚め、新幹線に乗り東京へ。おお、なんでもある東京、コンビニもイヤというほどある。人が多い。でも、どこか心の中では安心している。不思議なものだ。池袋まで戻ってきた、あと一息で我が家だ。今日、妻は一泊の旅行に出かけていて、娘は遠足に行っている。僕は留守宅に帰り、支度して紀尾井ホールにでかける段取り。遠足から帰ってくる娘は、今夜一人でお留守番。その支度もしといてあげなければと先を急ぐ。
留守宅に帰る・・・・留守宅・・・・玄関開ける・・・・玄関・・・・カギ・・・・・カギって?・・・・カバンの中・・・・カバン?・・・・今持ってるカバンじゃないやつ・・・・・え?・・・・昨日、琴平から宅配便・・・・・ははは・・・・・いやいや・・・・・だから・・・・カギだって・・・・ま・・・まさか・・・・このカバンに・・・・入れてあるはず・・・・・がない・・・絶対にそれはない・・・・・なにを言い切ってる・・・・で?・・・だから・・・・だ・・か・・・ら・・・忘れ・・・・ははは・・・まさか・・・え?・・・・入れないじゃん・・・・いやいや家に帰るのだから・・・・だから留守だって・・・・留守って・・・・ん・・・・・・・・・・・・・もういいか
ギャーーー!!
カギ持ってないっちゅーこっちゃーー!!
家に入れんちゅーこっちゃーー!
ウギャーーー!!
娘が帰ってくる4時までは入れないんじゃーーー!!
とにかく帰宅。
とりあえず、玄関をガシャガシャやってみる。
当然あかないな。
庭のデッキのとこに荷物置く。
ブランコで一休み。
うーーっ、どっか開いてないかなー?
当然あいてない。
宇太と伽羅があけてくんないかなー?
当然、開けてくんない。
ジリジリジリ、うー、情けない。
雨が降ってくる。
ここにいたんじゃぬれるので、玄関先へ移動する。
荷物の三味線濡らしたらえらいこっちゃ。
雨やんだ。日が差してきたので、またデッキにもどる。
お腹が減ってくる。
うーーーっ、今のうちに食べるか。
コンビニに行き、お弁当を買う。
コンビニは便利だ。
なんでも売ってる。
ありがたいこっちゃ。
「僕んちのカギください」と言ってみようかと思ったがやめた。
庭の水道で手を洗い、ブランコに腰掛けてお弁当食べる。
ウマイじゃん。
喜んでる場合じゃないっつーの。
娘帰ってこなかったらどしよ。
紀尾井ホールいけないかなぁ?
とりあえず、鉄六に行ってもらっている。
俺が行かなきゃ、一人でやるだろ。
やれないだろーなぁ。
たい平さんの出囃子の譜面は俺が持ってるし。
娘だって怪しいよなぁ。
4時に解散したって、友達と校庭で遊んでくるってこともあるだろーしなぁ。
遊んでくるなよ。
なんだかんだで早く着いて解散になるかも知れないぞ。
学校に行ってみよっかなぁ?
うー、コーヒーも買ってくれば良かった。
こうしてる間に荷物が届いたりして。
あ、帰ってきた!!
テ「おいっ」
娘「わっ!」
テ「早くカギあけろ」
娘「アタシも行きたい」
テ「なにが?」
娘「今夜、一人で遅くまで留守番すんの寂しいもん」
テ「え?俺カギ忘れちゃってさぁ」
娘「すぐに着替えるから」
テ「ずーっと待ってたんだぜ。お前、校庭で遊んでくんじゃないかと思ってさぁ」
娘「すぐ出かけるの?」
テ「いやぁ、カギ送っちゃったんだなぁ」
と、親子でチンプンカンプンな会話をしながら支度。
電車に乗る。
娘「すっごく疲れたよ」
テ「遠足か?」
娘「オリエンテーリングっていうの?」
テ「あ、オリエンテーリングだったの?」
娘「山だよ山。山登りなんだよ。軍手して」
テ「はははは、シンドイな」
娘「昨日の雨で、地面は滑るしさぁ」
テ「昨日雨だったのか?」
娘「うん。カギ忘れたんだね」
テ「送っちゃったんだ。明日には着く」
娘「明日着いたってしょうがないなぁ」
テ「お前、ついてきちゃったなぁ」
娘「うん、おとなしくしてるから」
テ「俺の三味線持って行け」
娘「えー、重い」
テ「なに言ってやんだい。ただ、子供連れてきたなんて許されねぇだろーよ。小学五年生っていやぁ、立派な小僧さんだ。主の荷物持ちで来ましたって格好じゃなきゃいけねぇだろーよ」
娘「うん、そうする。ハッシ」
テ「なんだぃ、ハッシって」
娘「三味線を抱えた音」
紀尾井ホール到着。
なんとか間に合った。
心の大きな主催者、ざぶとん亭・馬場ちゃんのおかげで、娘も楽屋に入れていただく。
玄侑宗久さんに紹介してもらう。
テ「はじめまして鉄九郎です」
宗「あ、はじめまして」
テ「僕、金毘羅さんに行ってたんですよ。こんぴら歌舞伎に」
宗「ああ、うかがったことがあります、そうですか、金毘羅に。・・・・ああ、長いこと金毘羅さんにいて、それで、奥さんが逃げちゃって、娘連れでってことですね」
テ「はははは、なんでやねんっ!」
なんと頭の切れる方なのでしょうか。
楽屋が一緒な、たい平さんや、顔を出しにきた、昇太さんや王楽さんに娘はかまってもらったりしている。もちろん志の輔さんにも。なんだか得だね、子供って。寒空はだかさんがいる。
テ「あの人、はだかさんっていうんだよ」
娘「え?」
テ「はだかさん」
娘「はかたさんでしょ」

出囃子はもちろん弾きますが、休憩時間にも弾いてました。気がついた方もいたと思います。たい平さんが太鼓打ってくれたりしました。
いやいや幅の広い、楽しい贅沢な会でした。来月もやってーーって感じ。
打ち上げにも参加させていただき、おいしい蛎を食べる。カギを忘れてカキを食う・・・・・・あ、ごめんなさい。
楽屋ではチラチラと動向をうかがっていた細野(晴臣)さんに紹介してもらう。なにせ、はっぴいえんどの時からのファンなので、前に行くことすらできないのに。とにかく握手だけしてもらった。
さすがに疲れた娘は突っ伏して寝始めた。ではそろそろおいとまを。
テ「大丈夫か?お前、明日学校だろ?」
娘「うん」
テ「みんなに、明日学校行きますって言ってたじゃないか。休んだらどうなの?疲れただろ?」
娘「うん休むよ」
テ「え?打ち上げの時、話しかけられちゃぁ、学校行きますって言ってたじゃん」
娘「そりゃあ、人前では行くってさ」
テ「あ、でましたね!いい子を装いましたな」
娘「エヘヘへ」
翌日は昼過ぎまで起きなかった。

4月27日(金)
さて、今日は何する日だっけ?と、手帳を見ると、予定が消してある。おっ、ということはフリーの日か。オフか。もうちょっと寝よっと。
再び起床。妻は一泊の旅行のため、この家には僕と娘と猫ニ匹。娘は、ただただ熟睡中。猫の宇太はいつの間に入ってきたのか、ベッドの横で待っている。 僕が目を覚ますと「ニャー」と体格に似合わない高い声で一鳴き。
そういば、一月に三週間ほど家を空けたとき、帰ってきたら、猫たちは、すっかり僕のことを忘れたという感じだった。忘れたわけじゃないんだろーが、「誰だったっけ?」みたいな感じで、僕に慣れるまで5日ほどかかったようだった。今回は忘れていない。どうやら2週間では忘れないようだ。
金毘羅からの荷物が次々と届く。家のカギも無事到着。さてと、のんびり部屋の片付けをと思った矢先に電話が。「志の輔さん」と書いてある。
テ「昨夜はありがとうございました。ごあいさつもせず先に帰っちゃってすみません」
志「いやいや、娘がいたんだからしょうがない」
テ「○○のことですか?」
志「そう、今、てっちゃんのパソコンに原稿送ったから、それを▲▲してみてくれる?」
(ヒントは、中村仲蔵のときのようなことなんですがね)
運の良い志の輔さん。今日、僕は、動けるのです。さっそく、いろいろなとこに電話。ある方と約束をとりつけた。その方も忙しい人なのに、今日だけ空いていると言う。なんと!やっぱり今日はオフではなくなった。でも物作りのお手伝いをさせてもらうのは、めちゃめちゃ楽しい。

4月28日(土)  今夜も大入り!渋谷極楽亭
暑い朝、雷雨、曇り・・・みたいな、妙な天気の本日。久々のお稽古日となりました。琴平温泉の湯あたりモードの僕の腕は、すっかり鈍ってる感じです。部屋をきれいに片付けるとお弟子さんがやってきます。夕方までお稽古をして、渋谷に急ぎます。
池袋のホームをスタスタと歩いていると、大きな女の人が歩いているのが見えました。吉田ルイ子さんでした。
渋谷駅でYが待っててくれ、タクシー乗り込みます。待ち合わせ時間にNHKにつきました。喬太郎さん邦さんと合流。4月12日の「べらぶら」以来の再会です。
19:30〜20:55に放送するラジオ「渋谷極楽亭」に生出演するのです。喬さまがパーソナリティを勤める番組です。以前からだと思ったら今日からなんだそうです。そんな、今日からパーソナリティを勤める大事な日に、伝の会でいいんですか?誠に、勇気あるお方です。音あわせや打ち合わせを楽しくやらせていただきました。関口アナウンサーも森山愛子ちゃんもステキな人でした。
さて、食堂へ行ってゴハンだぞと心に決めた行動に出ようとしたとき、事務所と伝の会の打ち合わせをすることになり、食べ損なってしまったのです。腹へったーーー。
Y「大丈夫ですか、控え室にサンドイッチとかホッとドックとかあったから取ってきます」
テ「・・・・・」
Y「もう、ありませんでしたーー」
腹へったーーっ。

そのまま、生放送は始まりました。
いやいや、楽しかった、面白かった。すくなくても現場では。あっという間の90分でした。聞いてないからわかんないけど、楽しかったと思います。ラジオは大好きなのです。僕も邦さんも。夢は、ラジオのレギュラー持つことぐらいに。考えて見たら、全国放送の生放送だったのですな。もっと宣伝すれば良かった。。。

番組のHPです。

http://www.nhk.or.jp/radiodir/gokuraku/kako/07/4_28.html

4月29日(日)
稽古終わり、遊び(じゃないか)に来ていた、友人親子と我が一家で食事。こんぴらから帰ってもラーメンが食べたくてしょうがない。やっぱ、煮干系のしょうゆだな。

4月30日(祝)  
本日もお稽古日。世の中は振り替え休日。今月はお稽古日がすくなかったから、連休でもするのらぁ。来月も引き続き稽古日となるのらぁ。

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