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鉄九郎の青?裸々な日常 第26号


2000年6月27日〜7月31日

6月27日
 初日というのに、ここ長唄の楽屋はどよんとしている。昨夜四人で盛り上がってしまい、ちょいと飲みすぎたのだ。演目は鳴神(嵐圭史/河原崎国太郎)と一本刀土俵入(中村梅之助/山村邦次郎)。ぼくらの用があるのは鳴神のおおざつまと黒みすでの演奏で、約一時間半。それを昼夜二回公演する。

29日
 松竹座七月公演のため大阪に来ている、栄津三郎(杵屋)さんとべン(杵屋栄十郎)ちゃんと「つるとんたん(うどん屋)」で一杯。

30日
 明日は芝居が休演ということで東京に帰ることにした。関西空港からANAに乗って帰京。ホテルのシングルルームで暮らしていて、自宅に帰ると自宅がやけに広く感じる。

7月1日
 28日に奈緒(高橋智久未人)ちゃんが女の子を無事出産していた。一家で日大病院へ行く。いやいや新生児というものは小さく清らかなものだなあ。

2日
 朝一番にJALで関西空港へ。

3日
 三味線屋さんの梅屋さんがきてくれる。五月に大阪に来たときに頼んで置いたものがあって、それを届けにきてくれたのだ。梅屋さんのホームページもなかなか充実しているし、いっぺんいってみてください。今日は松竹座の初日なので長唄楽屋と獅童くんの様子を覗きに行く。

4日
 昼の部の出番が終わってから夜の部の出番の間が三時間ぐらいある。さあ、この時間の使い方が問題です。ごはんを食べてぶらぶらして早めに楽屋に入るも良し。毎日散歩をして運動不足を解消するも良し。ただただ休息をとるのも良し。さてどうしようかということになる。僕の場合は、とにかくホテルに帰る。とにかくほっとしたいのだ。この時間が何にも増して重要だ。テレビをみたり本を読んだり、伝の会の仕事をしたり。昼寝もできる。いいっすね。買い物もしなければならないが、たいていは夜の部が終わってから、その解放感の中ですることにしている。

5日
 松竹座に出勤している佐敏郎(今藤)くんが楽屋見舞に寄ってくれた。

6日
 大阪のお稽古のためいらした家元と夕食を邦さんと御馳走になる。さんざん飲んで食べて、じゃもう一軒ということで馴染みのお店にちょっと寄る。ちょっと寄ったつもりでホテルの部屋にたどり着いたのは午前2:00をまわっていた。後半、記憶なし。

10日
 部屋に帰って来て「さあ寝ようかなぁ」と幸わせなひとときにひたっていると、ショーゴ(六昶ご(にんべんに吾))さんから「さあァ、飲みィにいくぞォ」と酒くさい声の電詔がかかって来た。先輩の言うことには逆らえ(?)ないので、しぶしぶロビーに行くと、どっかから出て来た邦さんと出会う。

11日
 ショーゴさんは今日でサヨナラだ。お疲れ様でした。

12日
 ショーゴさんと交替でアオ(五功次)ちゃんが来た。邦さんと三人で心斎橋バッティングドームへ行く。何年ぶりかでバットを振る。明日は筋肉痛か。

13日
 筋肉痛は年をとると翌日にはこなくて翌々日にくるという。なるほどたしかに腹筋が少々痛いのと手首が重い位でなんなくすごす。ひょっとしたらこれで済むのかななんて思う。

14日
 済む訳にはいかなかった。そんなに甘くはないのです。きたキター、きました二の腕が痛い。いたーい。腰とかが痛くないのは、若さではなく、腕でバッ卜のふっているからなのだ。

15日
 明日が千秋楽ということで、今夜は長唄チームで飲みに行く。

16日
 朝、荷物を東京に送りチェックアウト。「おめでとうございまーす」千秋楽です。「のぞみ」に駆け込み帰京。

17日
 ちょんまげライヴ。梅雨も明けていよいよ夏真っ盛りの暑い中、大勢のお客様に来ていただきました。夜の部には勝彦(杵屋)さんが遊びに来てくれる。

18日
 立川の先の拝島駅に、邦さんと8:45a.m.に待ち合わせる。「拝島第四小学校」の生徒に三味線を。低学年と高学年の二回ステージをする。よく「子供たちにはどうやって聞かせているんですか?」と聞かれるが、普段の伝の会とあんまり変わらないのです。とにかく楽しい時間を持ってもらうことだけ考えてやってます。(かっこいいー)

21日
 10:00a.m.の「のぞみ」に乗る。メンバーは古典空間のモリヤマちゃん。ヒロシくん、Ajo、のりチャンの「打究人」。みえこちゃん道山くんの「イーストカレント」。邦さんと僕の「伝の会」。名古屋から名鉄に乗り換えて「東岡崎」駅へ。タクシーで10分ほどの郵便局あとに「三河小町」という江戸の町並みが出来ている。お店屋さんがならび、芝居小屋がある。客席は芝生だ。明日のオープニングイベントで僕らが呼ばれたのだ。なかなか赴きがある良いところ。ただものすごく暑い、36度は超えている。リハーサルをこなしながら「打究人vs伝の会」「打突人vsイーストカレントvs伝の会」の2パターンのセッションを作る。伝の会は二回のステージの他に町並みを流しで紹介したり、司会をやったりもする。なかなかの忙しさ。駆け回るスタッフが、なにか言いにくる度に赤くなってる。ジャンジャン日に焼けているのだ。8:00p.m.過ぎ、リハーサルが終了し、ホテルにチェックイン。シャワーを浴びたら生き返った。近くの居酒屋と書いてあるスナックへ。

22日
 朝なんとか目を覚まし軽い朝食をとり、いざ三河小町へ。9:30a.m.新内流しよろしく三味線を弾きお客さんとともに町中を歩き、立ち止まっては長唄を唄いと芝居小屋まで誘導しながらお披露目式につなげていく。市長さんらが口上をして最後に打突人とセッションをする。はーっ、一部が終わった。ファミレスに行き時間を潰して楽屋に戻り昼寝。
 4:00p.m.より古典ライヴの始まり。これもぼくらが司会を担当する。打究人の熱いライヴのあとイーストカレントのしなやかなライヴ。伝の会のあとは三組でセッション。これが良かった。すっごく良かった。気持ちが良かった。次につながる良いセッションだった。暑い中がんばって良かったとつくづく思った。ほっとするもつかの間、僕らにはこのあとも司会進行が残っている。杉浦日向子さんと水谷彰宏(NHKアナウンサー)のトークショーの司会。五街道すっかり日が暮れた江戸の町並みはとても神秘的ですてきだった。楽しい仕事だったなあ。名古屋で泊まる。

23日
 帰京。東京も暑いね。江古田の大盛軒でラーメンを食べる。

24日
 ひさびさに娘と遊ぶ。

25日
 古典空間スタッフとして伝の会の受付で采配をふるったり、このホームページを制作したりとなんでもかんでもお世話になっている田坂さんの書の個展が銀座鳩居堂で今日から開かれている。さっそく出掛ける。「鬼撥」の歌詞が立派に書かれていたりとなかなかおもしろい空間ができていた。

26日
 新宿センチュリーハイアットへ。某会社の記念パーティで弾く。トークなしのステ ージは久し振りだ。

27日
 お稽古日。いやー長らくしていなかった。お弟子さんと会うの は楽しい。

28日 今日もお稽古日。

30日 獅童君宅のお稽古日。万世でハンバーグ食べる。

31日 まあすごい暑さですなあ。お稽古日です。

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