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鉄九郎の青?裸々な日常 第57号


2001年9月1日〜15日

伝の会慰安会

9月1日(月)
(土) 午前2時すぎ、わり方早くにホテルに戻ってきた。ベロベロの邦さんは「とにかく・・・あ・し・た・で・ん・・わ・・を・・・く・・・れ・・・・・」と言って自分の部屋に倒れ込んでいった。
 午前7時すぎ、イガイに元気に起きた僕は朝食を軽くとり、コーヒーを飲んだところで邦さんの携帯に電話をする。4コールで留守電になる。部屋に戻りルームトゥルームで電話する。10回以上ならしたときガチャッと受話器をとる感触が伝わった。
「大丈夫?そろそろ出発の時間だよ」
「ああ大丈夫そうだ。出発しよう」
岸和田から新大阪へ。すっごい酒臭い邦さんを伴い電車で移動する。
 新大阪に着くと思いの外、僕らの「のぞみ」までには時間があった。ロビーで人の目もはばからずに横になる邦さん。ちょっと離れたところで時間をつぶす僕。「大丈夫」そうではなかったらしい。
 東京に着き、大丈夫そうではない邦さんと別れたが、夕方5時に荻窪の「湯ーとぴあ」で合流。伝の会慰安会なのだ。出席者は伝の会創立者のデザイナー、コピーライター、そして現在を支えてくれている古典空間スタッフと邦さんと僕の10余名の顔触れとなった。とにかく風呂に入って一杯飲もうという邦さんらしい企画だが、風呂につられて、普段あまり顔をださないデザイナーのヒネさんも参加してくれた。なんだかみんなベロンベロンになり、午前1時30分解散。  

9月3日(月) 久々のお稽古日です。

9月4日(火)
 巡業に行っていたため、2週間ぶりのお稽古ということになる。そろそろ12月1日の「てんの会」にむけてのお稽古にしていかなければならないなぁ。  

9月5日(水)
 昨年の今日、父が亡くなった。僕は仕事先のドイツから父に会うためにかけつけたが、数時間遅かった。「いま、あっちゃんが飛行機にのったよ」と言うと、消えかけている命が持ちかえしていたらしい。父は飛行機に乗ったことがなかった。外国に行ったこともなかった。日本に帰ってくるのに十数時間もかかるとは思わなかったのかも知れない。飛行機に乗ったからと言ったって、すぐには病院にかけつけらんないよぉ。もうちょっと待っててくれればいいのに、せっかちな父らしかった。父は僕には会えなかったけれども、家族や兄弟につきそわれ、見守られていたのだから幸せだったと思う。一周忌を菩提寺である駒込の清林寺で行った。

9月7日(金)
 久々に娘と二人で出かける。一度友だち夫婦に連れて行ってもらった荒川遊園に行きたいらしく「つれてってつれてって」と行っていた。僕としてはディズニーランドとかにパーっと行きたいと思ったのだけど、まぁ本人が荒川遊園でいいというなら渡りに船だぞ、安くあがるぞ。
 コーヒーカップは嫌いだ。係員の人に聞くと、大人になるとつらくなる人が多いらしい。僕もその一人。絶対に避けたい乗り物だが、娘がどうしても乗りたい「おねがいしましゅ」と頭を下げられては仕方がないと乗る・・・その後30分は口がきけなかった。

9月10日(月)
 台風がやってくるという。今年は当たり年ですかね。古い日本家屋のお稽古場が心配になる。雨戸をギシギシいわせながら何年ぶりかでしめたりする。

9月11日(火)
 幼稚園では誕生会というのがあって、今日は8月に生まれた子どもたちのお誕生会だ。赤ん坊の時の思い出の品を親が持っていき気の利いたのエピソードを園児の前で話すという行事。今年は行けそうなので「ふんじゃわたくしがなにか話ましょう」と行く気満々だったが、7時30分ころ幼稚園からの連絡網がまわってきて、台風のため休園日となってしまった。まぁ行かなくて良かったかな。

9月12日(水) 「台風一過」と書くのですね!「台風一家」だと思ってた。

9月13日(木)
 明後日のライヴの稽古を邦さんとやる。久々に「からすの恩返し」をやるので思いだし思いだし浚ってみる。僕の特長は浚っているときもゲラゲラ笑うところにある。邦さんっておかしいよなぁ・・・あっ、三味線も浚いましたよ。

9月14日(金)
 昨日に引き続き、15日の稽古。今日はアガッチと小野木(古典空間代表)氏も加わり、うちの稽古場で太棹三味線と細棹三味線のセッションの稽古をした。仏壇の中の祖父母や父母が喜んでいる顔が目に浮かぶ。

9月15日(土)
 栄区民文化センターリリス「リリス レクチャーコンサートシリーズ 伝の会おしゃべりコンサート其の一 上妻宏光vs伝の会 真剣勝負」という、もの凄いタイトルのライヴが行われました。
 6時に起きて7時に出発して9時に会場につく。途中の保土ヶ谷のPAで邦さんチームと合流。良い天気の中、なんだかピクニック気分。思えばこういうライブをするのは久々だ。3月の東大和市以来かな。
 邦さんと二人きりでやるライヴ(ジョイントも含む)とお江戸日本橋亭でやっている長唄を二人で弾くライヴとはまったく違うのです(今更なに言ってんだとお思いでしょうが)。どっちが楽でどっちがシンドイというのでもなく、どっちも気が張るし、どっちもリラックスできるし・・・・。
 今日はね、いいお客さまでした、はい。いやっ、いつも伝の会はお客様に恵まれているなぁと思うのですが・・・。
 最初のアガッチの舞台を楽屋のテレビで見てたら、トークがおかしくて、お客さまもいい具合で、早く舞台に出たくなった。アガッチとのセッションはアンコール含めて2曲やったんだれど、どう聞こえたかぁ?聞きたいなぁ、聴きたいなぁ。

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