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鉄九郎の青?裸々な日常 第84号


2002年10月17日〜31日

和佐次朗師の追善演奏会

10月17日(木)
徳島で(松永)和佐次朗師追善のおさらい会があって「花の友」を弾かせていただく。1985年にNHKで録音した和佐次朗師のテープをここんとこずーっと聞いている。うまいなぁぁぁぁーー。

10月18日(金)
ひっさびっさに徳島にやってきましたぁー。マサミ(杵屋五三之助)さん、シン(杵屋新右衛門)さんとも久しぶりにご一緒できる。家元がいて、(松永)鉄十郎師匠がいてと、こういうメンバーだと俺が「パシリ」だなぁ。フットワークを良くしておかないとな、とかいろいろ楽しい。

10月19日(土)
雨ですねぇ。本日も昨日同様下ざらい。大阪から出演してくださる方々も到着してさらににぎやかになってきた。

10月20日(日) 和佐次朗追善演奏会
当日でございます。ちょいと二日酔いっぽいくらいで、いつもの徳島よりは断然に体調は良いですな、ははは。会の最後に会主のときわ(松永和佐比路)さんが和佐次朗さんの作った「三弦と太鼓のための二重奏曲」を演奏されました。僕も同じ舞台に出させていただきました。泣けました。

10月21日(月)
「まだ帰らんぞー」とか言いながら、朝方まで連れ歩いてくれる人がいない。大勢で飲みに出かけても、おのおの2〜3人で話をしていて、みんなで盛り上がることがない。「あつしー飲めーっ」と無理矢理僕に酒を飲ませる人がいない。パーラメントを売っている自動販売機がどこだったか忘れてしまった。店から帰るとき「メガネは内ポケットですよ」と伝えることもなくなった。肩を担いで歩いた道を一人で歩く。三味線をつながせてもらうこともなくなった。「あれっ?」と何かが見つからないとき「これでしょ」と手渡しすることもない。追善。追善。追善かぁ。。

追善演奏会は終わったから、今夜あたり帰ってこないかなぁ。

10月22日(火)
和佐次朗さんがお稽古していたお稽古場に行き、いろいろ資料を見させてもらったりする。徳島に来るといつもそうさせてもらっている。とても有意義な時間なのだ。今回も滞在を延ばしてこの時間を作った。頭の中にいっぱいおみやげを詰めて15時の飛行機に乗る。
羽田から赤坂プリンスホテルへ。11月3日に獅童くんがここでディナーショーをやる。その打ち合わせだ。獅童くんの最近の活躍はめざましい。HRなんておっもしろいしなぁ。かっこいいよなぁ。

10月23日(水)
11月17日に「てんの会」がある。今年で4回目。早いものでもう4年か。「大勝負」があったりして、準備が随分と遅くなった。プロづくりも今やっているところ。いつもの「てんの会」ならとっくに出来上がっている頃なのだが、なにぶん仕方のないところだ。

10月24日(木)
お弟子さんの稽古。朝から晩までやる。お弟子もがんばる。

10月25日(金)
本日もである。お弟子さんたちは一生懸命通ってきてくれているわけで。うれしい限りですね。会にむかって盛り上がってくれれば、師匠としてはとっても楽なわけで。

10月26日(土)
やすみー。土曜日が休みというのも、我々の商売で考えると、「どうかなー?」というところである。

10月27日(日)
日曜日の今日はお稽古日となりました。日曜日に舞台に出ているのでなくお弟子さんのお稽古をしているというのは、我々の商売でいうと・・・・。

10月28日(月)
朝から出かけて夕方には美容院にいました。短い髪形がことのほか評判がよい。これはひとえに美容師の腕ですな。大したものですわ。短いと楽でいいわ。短くしてから3か月くらいになるけど、ドライヤーをかけることがなくなったのだ。こっれは便利。どっか地方に行ってもドライヤーの心配をしないでいいというのは良い。ジェルさえあれば出来上がるヘアースタイルはよろしいなぁ。

10月29日(火)
うーん。やることが山積みにされているぅぅ。今は校歌を三味線二人用にアレンジしている。時間がたりなーい。もっといいものにしたーーい。なんかここんとこ頭痛がしている。風邪かなぁ?バファリンにお世話になってます。

10月30日(水)
(日大芸術学部の)日芸歌舞伎の公演が11月2日に行われる。邦さんと地方(じかた)を勤めさせていただいていたが、今回は(松永)鉄駒と鉄平の二人(鉄九郎の弟子)でやってもらうことにした。二人は日芸歌舞伎研究会の卒業生でもあるし喜んでやってくれることだろう。今夜はその下ざらいがあった。「大勝負」の練習で通った暑い夏以来久々に日芸の門をくぐった。原先生ともあのとき以来。何か戦友に会ったようなうれしさがこみあげてきた。もう一人、(杵屋)勝彦さんが忙しい中のぞきにきてくれた。勝彦さんともあれ以来。なんかこっちが学生に戻ったみたいにうれしかった。

10月 31日(木) お寿司
娘がまぐろを食べるようになった。僕も大好きだったのでいつ食べ始めるのかと思っていたが、最近いきなりブームが訪れた。夏に出かけた京都で、祇園のお姉さんに、鳥料理のお店へ連れて行ってもらった。初めて見るとりわさが魅力的に見えたらしく、チラッと食べてみたら、ものすごくおいしかったらしい。そりゃあそうだ。祇園の芸妓さんが食事に行くところにおいしくないものなど存在しないのだ。それからこっち、お寿司やさんではまぐろ一辺倒になってしまった。「刺身開眼」というところだ。あんなに好きだったエビなどは振り向きもされなくなった。エビはエビでも以前にはやはり見向きもしなかった甘エビが好物になった。これは、あんみ通と一緒に居酒屋さんでふと食べてみた甘エビがきっかけだ。子どもの好みの移り変わりを見るのは楽しいことだ。


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