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連載小説「伝の会」

その1
鉄十郎師匠の内弟子として、師のお供をしていた鉄九郎は、三味線弾きになったばか りの邦寿と出会った。周囲を明るく、和やかにする才能を持つ邦寿に鉄九郎は「何だ こいつは」とあきれながらも新鮮さを感じた。仕事場で会うたびにあいさつを交わす だけの関係から、何かと個人的な話もする間柄へ。そして、ふたりがお互いのセンス に共感を覚えるのに、さほど時間はかからなかった。当時、邦寿24才、鉄九郎21才。 ちなみに邦寿の体重は50キロ代であった。  つづく

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